2023年4月15日から4月23日まで、ハノイ(ベトナム)~ラオス北部~チェンマイ(タイ)9日間バス旅の記録。
今回の旅に至った経緯と目的についてはこちら旅のミッションは2つ。①できるだけ安く、②帰国便の期日までにハノイからチェンマイへ辿り着くこと。
今回は、ミッション①できるだけ安く旅するために工夫したことをお伝えします。
安いチケットを探す編
全ての旅はここから始まる。
いかにして、安く飛行機のチケットを手に入れるか。
私がいつも活用しているのは”スカイスキャナー”というアプリ。
すでに使っている、使ったことあるという人も多いであろう格安チケットを探すのに便利なアプリ(サイト)。
以前はトラベルコ愛用者だったが、最近では安さではやはりスカイスキャナーに軍配が上がる。
スカイスキャナーには、出発地と目的地を入力すれば特定の日にちを指定しなくてもカレンダーに毎日の最安値価格が表示されるという大変便利な機能が備わっている。
会社員など限られた短い休みを使ってしか旅行できない人は難しいだろうが、比較的自由な日程を組める人なら一番安い日を選んで予定を立てられるので便利。
しかし、スカイスキャナーで表示される金額はあくまでも参考。できるだけ安く航空券をゲットするためには、多少の苦労は必要。
スカイスキャナーのカレンダーに表示される金額と、実際の金額は違っていることも多い。しかも基本的には比較サイトである性質上、最安値を提示しているのはちょっとあやしい海外の旅行会社のみということも多々ある。
安いからダメ元でそういうところから購入するのもありだとは思うけど、その辺の判断は自己責任でお願いします。
あと、もう一つ便利なのは、目的地に「全ての場所」を選択できるところ。目的地が決まっていない場合、その時点で安く飛べるところを選べるし、単に見てるだけでもいろいろ妄想が膨らんで楽しい。旅って計画を立てているときが一番ワクワクするよね。
少し話がそれたが、全ての場所以外にも、出発地・目的地のどちらか、又は両方に日本とかタイとか国名だけ入れてもOK。例えば大阪ーバンコクは高いけど、福岡ーバンコクはめちゃ安いとかってケースもある。
イメージとしてはこんな感じ
説明が長くなったが、今回私はこのような機能を駆使して東京ーハノイ ¥15269(片道)という格安チケットを手に入れた。
その方法はこんな感じ
スカイスキャナーで出発地:日本 目的地:すべての場所から探す 出発日:4月選択 検索
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検索結果が安い順に出てくるので、その中でチェンマイまで陸路又は格安飛行機で4月23日までに辿りつけそうなところを探す
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4月16日発 成田ーハノイが安い!
日程的にもちょうどいい感じ。
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一応トラベルコも見る。
ちょっと高いけど、viet jet air 成田ーハノイが最安値になっているのは同じ
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※多くの人はここで、「じゃあスカイスキャナーで買おー」と安易に考えがちだが、ちょっと待ったー!!
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必ず航空会社の公式サイトをチェックするべし!!
一応他の比較サイトなども見ておくとなおよし。
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結果今回はviet jet air 公式が最安値。
すでに購入済みのチェンマイー関空便はTrip.comという中華系のサイトで購入(一応シンガポール法人てなってる)
なんと、出発日にはSNSで「今日出発ですよ」とか「搭乗手続き開始してます」とか「関西国際空港に到着しました」とか事細かにお知らせが届いてびっくりしたΣ(・ω・ノ)ノ!
海外の会社なので、怪しいとか危険とかという情報もあるようだが、私が使ってみた限りでは安心して利用できると思う。ただ、返金手続きとか問い合わせとかはしていないので、その辺のサポートが必要な場合はどこまできちんと対応してもらえるのかは不明。
以前チケット購入するか迷っていたちょっと評判の悪い他の海外サイトの日本の問い合わせ窓口へ電話してみたら、明らかに日本人ではないオペレーターさんが何を聞いても
「オキャクサマ、ソレにカンシマシテハコチラデハワカリカネマスー」とマニュアル棒読みの返答一点張りで全く会話が成立しなかったことがある。
Trip.comに関しては、問い合わせはしていないが、サイトも分かりやすくて全てサイトかアプリで完結できるので使いやすいというのが個人の感想。
一つだけ注意したいのは、スカイスキャナーなどの比較サイトからTrip.comのサイトへ移行したとき、タイミングによっては稀に「金額が変更になりました」というお知らせが表示され、比較サイトの価格より高くなることがあるという点。(購入手続きしなければ問題なし)
逆に、安いと思って購入した直後に更に値下がるということもありえるので、買ってしまった後に再度検索するのは目の毒なのでやめておきましょう(経験者)
あと、これも余談だけど、私がよく利用するエアアジアの公式サイトでは、最後のお会計の際に支払い手数料が加算される。
結果、旅行会社で購入したほうが安くなる場合があるので要注意。
貧乏パッカーにとってもはや神レベルのViet Jet air
そんな訳で、今回の旅の始まりはviet jet air 東京(成田)ーハノイに決定。
viet jet airの利用は今回で2回目。
前回は昨年6月に、関空→デリー(ハノイ乗り継ぎ)便を利用。
同一航空会社、同日乗り継ぎなので、出国せずに乗り継ぎできると思っていたら、ハノイで一度入国、再チェックインを余儀なくされ慌てた記憶がある。
その頃まだ日本人はインド入国にPCR検査とオンラインでの事前登録が必要だったので、第三国を経由する場合どうなるのか?とか、ベトナム入国は想定外だったので入国に必要な書類とか何も用意してないんだけど?とかちょっと不安になったけど、ベトナム入国はあっけないほど簡単(パスポートの提示のみ)だったし、インド入国も全く問題なかった。
今となっては懐かしい思い出。
viet jet air の公式サイトも以前は動きが遅くてめちゃくちゃ使いづらい上に、予約照会をするのに予約番号の後に姓を付けるというどこにも表記されていない謎ルールがあってログインができなかったりしていたけど、大分改善されているようでサクサク難なくサイトから購入できた。
日本各地からベトナムまで、そして今年2月に就航した関空ーチェンマイ便を始め、福岡ーバンコク便もあるらしい(タイ路線はタイ・ベトジェット)
出発日にもよるけど、このご時世にベトナム、タイへ片道1万円台で行けるとか、もう神でしかない。
同じく格安のLCC、某peac●の国際線と比べて乗り心地も格段に良い。
前にバンコクー福岡便を利用した時は、正に空飛ぶバスといった感じだった。会社的には「空飛ぶ電車」を意識しているらしいけど...。
機内はこんな感じ 座席はわりとゆったり |
敢えて難点を挙げるとすれば、人手不足なのか通常オペレーションなのか、成田でのチェックインに異様に時間がかかったということくらい。
2時間前に空港着いて、チェックイン~出国審査終わったのが搭乗時間ギリギリ。LCCの宿命として搭乗ゲートが果てしなく遠いので、搭乗前にお手洗いへ行くのが精いっぱいだった。
もっとも、チェックインカウンターで私の後ろにもまだズラーと行列が続いていたので、後ろに並んでいた人たちが間に合うはずもなく、乗客の出国待ちで40分以上遅れての出発となった。
成田空港は1年前あんなにガラガラだったのがウソのように、かなりの人で賑わっている。特にLCCは同じ時間帯の出発が多いようで、出国審査場への入り口から一番端のチェックインカウンターの更に先まで大行列ができていた。
大阪ー東京 夜行高速バス
順番は前後するが、最後に国内の格安移動手段についても少し触れておこうと思う。
今回のバス旅は、日本国内から既に始まっていた。
東京ーハノイの格安飛行機にのるためには、居住地である大阪から東京まで移動しなくてはならない。しかも、できれば出発時刻の2時間前、朝7時半までには到着したい。
飛行機や新幹線を使えば、せっかく安い航空券をゲットしたのに意味がないし、そもそも定刻なら9:30am発のフライトだったので、飛行機や新幹線では間に合わない。
そうなると残る選択肢はあと一つ、夜行バス。
今回利用したのは、さくら高速バス。
ヨドバシ梅田から乗車できて便利なさくらバス |
高速バスも同じく探す時はまず比較サイトで検索。私がよく使うのは、バスドットコムとトラベルコ。大体の場合どちらも同じバスなら同じ価格で出てくるけど、飛行機と同じく一番自分の条件に合う便の最安値をチェックした上で、運営会社の公式サイトをチェック。
私はこの方法で、東京→大阪 驚きの1800円!!というのを以前見つけたことがある。町田発だけど。
今回は、さくら高速バスの公式サイトのシークレット価格というので比較サイトより100円安くなっていたので、それにした。土曜日だったので平日より高いけど、通常3800円が3700円。
私の自宅から関西国際空港までは、電車とバスを乗り継いで、片道1830円かかる。東京までバスを使えば電車代入れて約4000円かかるけど、それでも関空ーハノイ+交通費より成田から乗ったほうが安かった。おまけにpaidyでキャンペーンやってた時にもらった3000円がまだ残っていたので、paidy払いにしたらバス代実質700円。これは意図せぬラッキーだった。
ただ、安いだけに座席指定不可、wifiなし、座席けっこう狭い。途中3回くらい休憩+時間調整のためのトイレタイムあるのであんまり熟睡はできない。体力に自信のない人にはおススメしない。
充電用のコンセントは窓側に一か所あるけど、通路側の私はお隣さんが発する人を寄せ付けないオーラにおののいて使えなかった(´・ω・`) 意外と気が弱いのである。
東京ー大阪の高速バスは何度も乗っているけど、個人的には富士山眺めながら観光気分で移動できる昼バスの方が好き。
(おまけ)AIに聞いてみた
海外への航空券を安く買う方法について、今はやりのチャットgptに聞いてみた。
結果は以下。
アメリカのサイトのようなので、そっち方面には強いのかも?
他にもいくつか質問してみたけど、結局は「こういう方法やサイトがあるけど、参考にしながらあとは自分で決めてね」的は返答が返ってくるだけ。何となくスカイスキャナー推しな雰囲気はあるけど。
何事も自己責任てことですね。
まとめ
今回の旅の飛行機代、往復:31,309円
空港までの交通費込を入れても、34,979円
今後しばらくはviet jet airのお世話になることが増えそう。
航空券代には預け荷物など各種サービスは含まれていません。使ってないから。
機内持ち込み制限(7kg)内に纏めた荷物については、別途書く予定。
お楽しみに♪
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